膀胱癌の転移

膀胱癌の転移

転移がある場合は手術だけでは治癒できない

膀胱癌(浸潤性膀胱癌)の転移は、肺、リンパ節、骨、肝臓などに及ぶことがあります。

診断時すでに膀胱癌の転移のある場合や治療後に転移が見つかった時は、手術で膀胱癌を取り除くことができません。このような転移のある場合は抗癌剤による治療となります。

一般的に膀胱癌の場合、肺やリンパ節の転移は抗癌剤が効きやすく、骨や肝臓は効きにくいとされています。抗癌剤の治療で効果が現れない場合や、体力的に抗癌剤治療が難しい方には、膀胱癌による症状を和らげる緩和治療、精神的ケアなどが病院では行われます。

転移のある進行した膀胱癌は癌が全身に広がっているので手術では治癒できません。転移している場合は抗癌剤を点滴し転移で全身に散った癌に対し治療を行います。膀胱癌には通常M−VAC療法が行われます。副作用が強く、吐き気、食欲不振、白血球減少、血小板減少、貧血、口内炎などが起きます。

明らかな膀胱癌の転移が無くとも膀胱の筋層のリンパ管や静脈の中に癌がある場合はすでに癌は全身に転移している可能性が大きいです。手術だけでは治癒できないことが多く、術前に抗癌剤療法を行い散った癌を治療してから手術をするか、または手術のあとに抗癌剤療法を行います。

膀胱癌は膀胱が存在する限り、膀胱内に再発する可能性が常にあります。自分の普段の体調に気をつけて、不安な症状が出たら早めの受診をおすすめします。

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